タイタニック号が引き上げられない理由は
引き上げようとすると船が崩れそうになるからです。
引き上げることで、いろいろ解明されることがあるのでしょうが、海中に置いていた方が船の形を維持できるのでそのままのようです。
また、タイタニック号沈没事故で日本人が一人助かったのですが、その後は非難されています。
後に名誉回復するのですが、なぜ助かったのに非難されていたかなど詳しく解説しています。
この記事では
- タイタニックが引き上げられない理由
- タイタニック号の引き上げ品はどうなったのか
- タイタニック号沈没で唯一助かった日本人が非難された真相
- タイタニック楽団が沈没まで演奏を続けた理由
- タイタニック号沈没事故原因と場所
について紹介しています。
タイタニック号が引き上げられない理由
タイタニック号が引き上げられない理由は
船が腐れ、損傷が進みタイタニック号を引き上げようとすると船が崩れそうになるからです。
タイタニック号を無理に引き上げずに、海中に置いていた方が船の形が維持できるので、タイタニック号は引き上げらないようです。
タイタニック号の引き上げ品はどうなったのか
タイタニック号から引き上げられた品はどうなったのかというとたくさんの遺品がオークションに出品されました。
タイタニック号の引き上げ品のオークションは今までにない売り上げで落札総額は146億円(1億8900万ドル)になりました。
タイタニック生存者唯一の日本人は誰?
タイタニック号に乗船していた日本人で唯一生存していた人は
細野正文さんです。
細野正文さんはアーティスト”YMOの細野晴臣さん”の祖父です。
細野正文さんは鉄道員の留学をしており、その帰りにタイタニック号の沈没事故に遭いました。
なんとか無事に救出され、命が守られました。
タイタニック日本人生存者へ非難の真相
細野正文さんはタイタニック号沈没事件の生存者としてたくさんの西洋人から非難を浴びました。
タイタニックの救助は女性とこどもが優先だったのに、船に乗り込んだからです。
細野正文さんの次男細野日出男さんいわく1956年に出版された”タイタニック号の最期(著者:ウォルター・ロード)”の中で「タイタニック号生存者の証言をまとめると、救命ボートに乗ったのは全部日本人か中国人だった」と記述されていました。
実際は、日本人や中国人だけではなくフランス人やイタリア人も非難を浴びていたようです。
後に細野正文さんを非難していたのは西洋人ではなく日本人だったという新事実も判明します。
1916年、新渡戸稲造の”義勇青年”では「まんまと一命全うした日本人がいる」と記録されています。
1954年、早稲田大学教授の木村毅さんが「醜名を世界にさらしたのは例によって日本官吏である」と記録されています。
タイタニック生存者への名誉回復まで
1997年に細野正文さんは名誉回復します。
新聞記者が「西洋人が細野正文さんを非難した」エピソードを映画タイタニックの販売促進活動の一部であったことをあきらかにしました。
新聞記者は自分で原点を確認せずに、間違った過去の記事を鵜呑みにしていたようです。
”西洋人による日本人非難”は作り上げたものということがわかり、1997年に細野正文さんの名誉が回復されました。
タイタニック楽団はなぜ沈没事故の最期まで演奏を続けた?
タイタニック楽団が沈没事故の最期まで演奏を続けたのは、少しでも乗客を落ち着かせ安心させたかったからです。
楽団の方が自分を犠牲にしてまで、演奏を続けた姿を想うと、悲しくてなりません。
タイタニック楽団の方の行動は勇気のあることで敬服しています。
タイタニック号沈没事故とは
タイタニック号沈没事故は1912年4月14日の夜から4月15日の朝にかけて、北大西洋で船が沈没した事件です。助からずに亡くなった方が1513人いました。
当時世界最大のタイタニック号には2,224人の乗客がいました。
氷山に衝突したのが1912年4月14日23時40分で、その2時間40分後の4月15日2時20分に沈没しました。
1513人が命を落とす大きな沈没事故となったのです。
タイタニック号沈没事故の原因
タイタニック号沈没事故の原因は
タイタニック号の見張りが氷山に気付くのが遅く、スピードが出たまま氷山に衝突しました。船に穴があき、そこから水が入ったからです。
またタイタニック号沈没事故では1513人とたくさんの人が亡くなっています。
たくさんの方が亡くなったのは
- 想像以上に船の沈没が早かった為、救助が間に合わなかった
- 避難体制が整っておらず、多くのボートが定員に満たないまま出発した
と言われています。
タイタニック号の沈没場所
タイタニック号が沈没した場所は大西洋のニューファンドランド島の沖合です。
大西洋のど真ん中で、水温はマイナス2度です。
位置は北緯41度43分55秒、西経49度56分45秒です。
タイタニック映画は実話もとに忠実に再現している
映画タイタニックは実話をもとに忠実に再現されています。
タイタニックに乗船するところから沈没するまでのリアルな体験が再現されており、タイタニックの映画を見た時は涙が止まりませんでした。
1997年12月20日に公開されて、2009年の映画”アバター”に抜かれるまでは映画史上世界興行収入を記録しています。
サウンドトラックも世界で約3000万枚もヒットしました。
この映画は世界の人にとって衝撃的な映画となりました。
まとめ
タイタニック号が引き上げられない理由は、”船が腐れ、損傷が進みタイタニック号を引き上げようとすると船が崩れそうになるから”です。
海中に置いていた方が船の形が維持できるので、タイタニック号は引き上げらないようです。
タイタニック沈没事故はたくさんの犠牲者が出ています。今後このような事故がおこらないよう祈りたいと思います。